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模擬面接

同窓生による「第12回模擬面接」

3年ぶりに対面で実施

 

時には緊張を

理事 中田 岳史(A-23)

 模擬面接は同窓会と学校キャリア支援室合同で平成22年度に始まり、今年で12回目となりました。新型コロナウイルスの影響で一昨年は中止、昨年はWEBでの開催となりましたが「やはり対面で、適度な緊張感をもってするのがいいだろう」という意見が多く、感染予防の対策をしっかりと行ったうえで、3年ぶりの対面での実施となりました。

 当日は、普段は気にしないような小さな所作や、表情を加えた応答を重ね、成功や反省を交えながら非常に意義のある模擬面接の場を提供できたと感じました。

 新型コロナの感染状況が日々変わっていく中で、各企業等からご参加いただいたOB、OGの模擬面接管の皆さん、キャリア支援室の先生方には大変ご尽力いただきこの場をお借りしお礼申し上げます。

 なお、模擬面接には多くの業種の広い年代の同窓生を必要としています。関心のある方はご事務局まで連絡をください。特に、情報工学科卒の方、若い方の参加を期待しております。

 

面接官の感想

ありのままの自分を出してほしい

M-51 星屋 瑛祐

 この度、面接官としてはじめて参加させていただきました。学生として参加した時は「想定外の質問が来たらどうしよう…」と身構えていましたが、立場が変わると「普通の質問じゃつまらないな」と、マスクの下で意地悪い顔をしながら学生さんと対面していたと思います。大人ってコワいですね。社会人になってまだ4年弱の若者ですが、ためになったと言っていただけていたら幸いです。
 面接当日、緊張で言いたいことが飛んでしまった…ということはよくあります(私もそうでした)。緊張しないようにではなく、緊張しても言葉が出てくるぐらいありのままの自分を出していただくのが本当は一番だと思っています。ぜひそんな視点でも練習してみてください。


学生の熱意を感じた

A-44 岩瀬 友宏

 模擬面接の面接官という機会を頂きありがとうございました。自分より10歳以上も歳が離れた学生たちのフレッシュで希望に溢れた姿を見ることで、学生にアドバイスを与える立場であるにもかかわらず、かえって学生から刺激を受け活力をもらった形になったと思います。
 学生たちは事前に自己や志望する会社の分析をして基礎ができており、そこから足りないものを吸収するぞという熱意が伝わってきました。
 世界的な新型コロナの影響により、多くの分野で先行き不透明な状況が続いていますが、豊田高専生ならこんな状況にも臆せず社会で活躍してくれるだろうと思いました。今後の彼らに期待します。

 

自己表現力向上プログラム

 

2021年12月3日(土)

司会: 松谷慎一副会長(M-36)

講義内容と講師
序 章:私の就活
 杉山 芽生(M-52)
第1章:自分を知る
 加藤 憲明(E-11)
第2章:企業を知る
 間瀬 由季(E-37 )
第3章:面接のマナー
 杉浦みさき(A-45)
    メールのマナー
 松谷 慎一(M-36)
第4章:思いを語る
 塚田 康一(E-8)

5つの講義を実施

副会長 松谷 慎一 (M-36)

 「自己表現力向上プログラム」は、学生が就職活動を行うにあたって着実に準備を行い、希望する会社に就職ができるように、5つの講義を実施しています。講義を通し、先輩の就活経験、企業研究・自己分析の方法、面接・メールマナー、面接での回答方などの知識を得て頂きます。

 今回はコロナ禍の影響により、学生を2グループに分け、密にならないように配慮して開催しました。どの学生も真剣に講義を受講しており、これから始まる就職活動の期待と不安が講師にも伝わってきます。

 今後も学生の力となれるようブラッシュアップし本プログラムをに取り組んでいきます。

 

講師の感想

同窓会等のイベントを活用してほしい

A-45 杉浦みさき

 「自己表現力向上プログラム」の講師を2年ぶりに務めさせていただきました。これまでで最多となる119名の学生が参加し、初めて2会場に分かれての開催となりました。つたない講義ではありましたが、このような機会をいただき同窓会事務局・教員の皆様、受講いただいた学生には感謝しております。
 新型コロナウイルス収束の兆しが…と思われた矢先、21年11月のオミクロン株の確認。企業側もインターンシップ・就職セミナーが開催できるか、また採用試験の面接も対面かオンラインか、まだまだ決めかねている状況のため、学生の皆さんも対策しにくいかと思います。
 こんな時だからこそ、今回のような同窓会後援会のイベントやOB・OG等、言い方は悪いですが「使えるものは何でも活用」してください。可愛い後輩の為ならば、協力してくださる先輩ばかりです。就職は、学生の皆さんの一生を左右する大きな分岐点となります。しっかり備えて、目指すべき結果を勝ち取っていただければ幸いです。


様変わりする就職活動のなかで

E-37 間瀬 由季

 講師を務め4年となります。年々、学生の参加者数も増え、また質疑応答も活発になり、学生の皆さんの意欲の高さが伝わってきました。
 ここ数年、新型コロナウイルスの感染拡大によりに就職活動は大きく様変わりしました。企業も学生も手探りでの就職活動となっているのが現状ではないでしょうか。私が講師を務めた「企業研究」においても、インターンシップ等で会社の雰囲気を見てくることを進めていましたが、それもままならない状況です。
 この厳しい状況の中、少しでも学生の力になれるよう、インターンシップの裏側、入社後の社員育成を交え講義をさせていただきました。
 本プログラムにて学生の皆さんの就職活動への不安が和らぎ、本来の力を発揮できるよう、今後も同窓会として微力ながら支えていければと思います。