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個別回答

いただいた[質問129]への回答

質問内容

将来起業したいと考えているのですが、実際に起業している方がいたらいろいろお話を聞かせて頂きたいです。


回答

3件の回答が寄せられました
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機械工学科を卒業して、49歳まで企業にいて、退職起業して8年目です。
企業する場合でも、基本的なビジネススキルは必須なので就職した会社で、「どんなことでも勉強になる」ので仕事に打ち込むことをお勧めします。起業すると、土日もなく今までの2倍働かなくてはならないので、勤務先でもそのつもりでどんなことでも積極的に取り組むと良いでしょう。
起業するのであれば、企業にいる間に、何をやりたいのか、どんな点で他社と差別化するのか、よく考えて事業計画を立てる必要があります。
同窓会には、各学科で独立している先輩も多くいるので、いろいろと教えてもらうと良いと思います。
起業を考えるようになると、起業志望者に向けたセミナーやノウハウの売り込みが目につくようになります。しかし大半は起業志望の人を狙ったビジネスで、高額な受講料を払うほどの価値はないので気を付けてください。ただ全くのでたらめではなく、ノウハウの3割くらいは役に立つ部分はあります。しかしそれを受けたからと言って成功するわけではありません。(コンサル)
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何のために起業するのか。誰のために起業するのか。これが定まらないうちの起業は厳しいでしょう。漠然と起業したいだけの中途半端な気持ちはとても危険ではないでしょうか。高専卒業から建設業界に入って起業したいのであれば、プロの元で、まずはしっかりと修行を積むべきでしょうし、他業界に入りたいのであれば、その道の学校や師匠のもとで、勉強をやり直してから起業することが、遠まわりのようで、一番の近道かと感じます。
このような漠然とした質問レベルでは、現在の貴殿の考えがかなり浅いと判断しますので、起業自体を考え直した方がいいかとアドバイスします。起業を真剣に考えているのであれば、ここに質問する必要性をあまり感じません。(建設業)
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将来起業したい学生への回答   
どのような職種で起業するのかが分かりませんが、自営の場合は仕事の資格や能力があるのはスタートラインとしての最低条件です。
1. 将来、自分がどのような仕事を始めたいのか?
2. そのためにはどこで仕事を覚えたらいいのか?
3. だれをターゲットに商売をするのか?
4. そのためにはどのような人脈を作ればいいのか?
5. どのタイミングで起業すればいいのか?
若いうちから戦略的に考え、行動する必要が有ります。
戦略を間違えればあっと言う間に廃業、倒産の危機が訪れます。私の周りで独立した人では廃業してしまった人の数のほうが多いです。上手くいけばそれなりの生活はできます。
例えば・・・ 偉そうなことを書いて申し訳ありませんが・・・
私の場合は、工務店での就職を取りやめ、地元の個人の設計事務所に勤めました。
25歳で1級建築士を取得し、事務所からは円満に独立をしましたが、仕事は全く無いため、勤めていた事務所の下請け等の仕事を貰いながら、既存の設計事務所が請けないような安く非効率な仕事を沢山こなし、人脈作りに励みました。
30歳までに仕事が軌道に乗らなければ再就職するつもりで、5年間寝る間も惜しんで仕事をしました。そうこうしているうちにバブルが始まり、下積みのころの経験と人脈が実り、沢山の仕事が貰えるようになりました。そこで、出来るだけ自分を必要としてくれ、単価も出してくれる取引先のみに仕事を絞り、休みも人並みの生活が送れるようになりました。
しかし、建設会社や不動産業者の下請け仕事ではなく、本来の設計士としての設計・監理の仕事を目標にしていましたので、直接施主から仕事をもらうにはどうすれば良いかを考えました。建築士会や建築士事務所協会などには所属していましたが、それだけでは目的は果たせません。企業経営者もしくは資金に余裕のある人でないと設計事務所に仕事の依頼はしません。そこで、35歳で青年経済人の集まりであるJC(青年会議所)に入会し、40歳を過ぎてからは、ロータリークラブに入会し、地元の企業人との交流の機会を増やし、信頼を勝ち得ることで現在の仕事に繋がっています。
SNSやホームページなどで自分の仕事をアピールし、仕事に繋げようとしている人を多く見かけますが、それでは施主のための仕事ではなく、自分をアピールするための仕事になってしまいます。楽をして人間関係は築けません。仕事は人と人の信頼関係の中でしか獲得することはできません。どのような職種でも、技術や能力を磨くことは当然ですが、人から信頼して頂けるような自分磨きを続けることが最も必要なことだと思います。(建設業)


◆事務局より

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