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豊田高専同窓会のこと

会長あいさつ

母校の価値を高めると共に、会員相互の交流を深める

豊田高専同窓会会長 岡田 行雄(C-23)

 同窓会員の皆様におかれましては、長引くコロナ過やそれに伴う社会情勢の変化に直面しながらも、高専生らしさを糧に日々乗り越えられていることと存じます。私は令和3年4月より、同窓会長を拝命しましたC-23土木工学科卒・専攻科卒の岡田行雄と申します。

 現在46歳の若輩ながら、よもや自身が同窓会長になるなど、畏れ多いと思っておりましたが、土木工学科の諸先輩方から受け継いだご縁から平成30年に副会長を受けさせていただき、今回、会長となりました。会長任期の2年間のうちに少しでも同窓会活動に貢献することが出来ればと思っております。

 4月からの同窓会役員としては、昨年よりもさらに正副会長が若返りました。
副会長はM-36松谷慎一様、E-28清水智弘様、I-14早稲田修史様、C-25板垣直人様、A-42山田達也様となっており、平均年齢は40歳になっております。また、同窓会長経験者である事務長E-8塚田康一様のサポートを基にして、若い世代から見た新しい高専同窓会の魅力の創出や発信に取り掛かろうとしている所です。

 さて、会長職の出発点に際して、豊田高専同窓会の目的とは何であるか、私なりに考えてみましたが、『同窓会活動により、母校の価値を高めて工業技術の発展に寄与し、公益の創出・社会への還元の一助となる。』と認識しております。

 私の入学年度は平成2年であり、まだ国立高専となっておりましたので、国の税金が当時の授業料や学校・研究施設に大きく使われていたとの認識もあり、ある先生からは、『あなた達の学費が安いのは、国民みなさんの税金で賄われているからである。であれば、学校を卒業した暁には、国の利益となる仕事を行い、税金から育ててもらったご恩を社会にお返ししてください。』このような発言も土木工学科ならではかもしれませんが、ここにエンジニアとしての出発点を見出した学生も多かったものと捉えております。

 一時期(2010年代頃)には高校生授業料無償化の時期もあり、高専生の授業料をその他学校と単純に比較することは出来ないようですが、現在は高等学校就学支援金制度が拡充されており、どの高校生にも安心して勉学に打ち込める環境が整っているようです。

 現在の同窓会事業の主たる活動としては、「卒業生による講演会」、「自己表現力向上プログラム」、「模擬面接」(昨年はコロナ対応のためリモートにて実施。)などを行いながら、同窓会員の知識や経験を原資として、学生たちに学問や就職活動への意欲を深めていただくことに貢献しております。また、今後、任期中には何かしら同窓会員相互の交流を深める事業を実施したいと考えております。

 私は専攻科を卒業後、東京にて製鉄企業の工事部に入社しましたが、先輩や同期に数名の他高専卒業生がいらっしゃいました。皆さん、全国の高専から集まって来て、他大学出身の方々と共に働いていた際、やはり他高専の同僚に対して、同じ釜の飯を食べてきたような親近感や信頼を見出すことが出来ていたことを強く印象しております。
 ここに高専の魅力や特色があるように思えております。
  『高専村であっても結構。お互いに切磋琢磨、助け合いながら成長していこう。』との気概を持った学生たちがこれからも世に送り出されるような、そんな助けになる同窓会であれば、これからも豊田高専は存在価値の高い教育機関として発展できるのではないでしょうか。

 現在、同窓会活動にご参加いただている会員は皆様、母校のためなら惜しみなく活動に協力するという方ばかりです。このような姿勢を現在の学生達が今後も綿々と引き継いでいってもらえるように、役員一同、誠心誠意努めて参りますので、皆様からご指導ご鞭撻をいただけますようによろしくお願い申し上げます。